ミラクル・エンザイム M7121

ラクル・エンザイム

 

ガンは2人に1人と、テレビで言っておりますが、他人事ではなくなります。私は、新谷氏の体内にある5000種以上の酵素が寿命をきめて健康や病気に大きく影響している!という説は正しいと思っています。「病気にならない生き方 」(ミラクル・エンザイムが寿命を決める)新谷弘美/著 サンマーク出版という本があります。その本での新谷弘美医師の紹介です。

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全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医


世界で初めて新谷式と呼ばれる大腸内視鏡の挿入法を考案


開腹手術なしに大腸内視鏡によるポリープ切除に成功


日米でおよそ30万例の胃腸内視鏡検査と9万例以上のポリープ切除を行うこの分野の世界的権威日米の各界の名だたる人たちから、厚い信頼を得ている。彼は、現在75歳ですが、病気にかかったことがないそうですから、それだけでも、すごいと思います。

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医師になって45年間、私は一度も病気になったことがありません。私自身が医師の治療を受けたのは、19歳のときにインフルエンザにかかったのが最初で最後です。私は現在もアメリカと日本の医療現場で働いています。医者というのは肉体的にも精神的にもハードな職業ですが、健康を保ちつづけていられるのは、ある健康法を日々実践しているからです。

 
その健康法の効果を実感してからは、私が治療した患者さんたちにも実践していただいています。その結果はすばらしいものでした。それ以来、私の治療したガン患者のガン再発率はゼロ%といえるほどになったからです。胃相・腸相にもっとも大きな影響を与えるのは、食歴と生活習慣です。

 
そこで私は診療の際に、患者さんたちに食歴と生活習慣に関するアンケートを行ないました。すると、よい胃相・腸相をしている人の食事や生活習慣と、悪い胃相・腸相をしている人の食事や生活習慣には、はっきりとした特徴があることがわかったのです。本書でご紹介するのは、こうした多くの患者さんたちの協力のうえにたどりついた「健康で長生きする方法」なのです。

 
では、どうすれば健康で長生きできるのか。ひとことでいえば「ミラクル・エンザイム」を消耗しない生活を送るということでした。「ミラクル・エンザイム」というのは、かんたんにいうと、人間の生命活動を担っている5000種以上の「ボディ・エンザイム(体内酵素)」の原型となる酵素のことです。

 
「エンザイム(酵素)」というのは、生物の細胞内に作られるタンパク質性の触媒の総称で、植物でも動物でも、生命があるところには必ずエンザイムが存在しています。私たちの健康は、日常何気なく行なっているさまざまな行為に支えられています。食事、水補給、運動、休養、睡眠、精神状態、――こうしたもののどれか一つにでも問題が生じれば、その影響は体全体におよびます。


そんな人体の複雑なつながりを担い、健康に生きるために必要な恒常性を保つ役目を果たしているのが、ラクル・エンザイムであると考えています。ところが現代社会は、その大切なミラクル・エンザイムを消費する要因に充ち満ちています。お酒やたばこといった嗜好品、食品添加物、農薬、さらに薬やストレス、環境汚染、電磁波などもミラクル・エンザイムを消耗させる原因となっています。


そんな現代社会で健康を維持していくためには、自分の体の仕組みを知り、自分の健康は自分で守るという明確な意志を持って生活することが大切です。

 
そして、このエンザイムを活性化するのがミネラルですので、農薬や化学肥料のない土壌で育った作物を食べることが大切である。と強調しています。さらに、この本にもマクガバン・レポートの詳しい説明が書かれています。


1977年、アメリカで食と健康に関する非常に興味深いレポートが発表されました。そのレポートは、発表した上院議員ジョージ・S・マクガバン氏の名を取って「マクガバン・レポート」と呼ばれています。このレポートがまとめられた背景には、アメリカの国家財政を圧迫するほど巨額にふくれ上がった医療費の問題がありました。

 
医学が進歩しているにもかかわらず、ガンや心臓病をはじめとする病気にかかる人の数は年々増えつづけ、それに伴い国家が負担する医療費も増えつづけ、ついには国家財政そのものをおびやかすところまで迫っていたのです。

 
なんとかして、アメリカ国民が病気になる原因を解明し、根本的な対策を立てなければ、アメリカは病気によって破産してしまうかもしれない。そんな危機感から、上院に「国民栄養問題アメリカ上院特別委員会」が設立されたのです。マクガバン氏はその委員長でした。

 
委員会のメンバーは、世界中から食と健康に関する資料を集め、当時最高レベルの医学・栄養学の専門家らとともに、「病気が増えている原因」を研究・調査しました。その結果をまとめたのが、5千ページにもおよぶ「マクガバン・レポート」です。このレポートの公表は、アメリカ国民に大きな選択を迫ることになりました。多くの病気の原因がこれまでの「間違った食生活」にあると結論づけられていたからです。

 
当時アメリカでは、分厚いステーキのような高タンパク・高脂肪の食事が食卓の主役でした。タンパク質は体を構成するもっとも基本的な物質ですから、体をつくるうえでとても大切な栄養素だということで、動物性タンパクをたくさん含んだ食事をとることが、スポーツ選手や成長期の若者はもちろん、体の弱い人やお年寄りにもよいとされていました。

 
日本で根強い「肉こそ活力の源」という考えは、このころのアメリカ栄養学の影響です。ところが「マクガバン・レポート」は、こうした当時の食事の常識を真っ向から否定しました。そして、もっとも理想的な食事と定義したのは、なんと元禄時代以前の日本の食事でした。それは、精白しない穀類を主食に、おかずは季節の野菜や海藻類、動物性タンパク質は小さな魚介類を少量といったものです。近年、日本食が健康食として世界的な注目を集めるようになったのは、じつはこれがきっかけなのです。

 
日本の厚生省(現厚生労働省)は1996年、ガン、心臓病、肝臓病、糖尿病、脳血管疾患、高血圧症、高脂血症など、それまで「成人病」といっていたものを「生活習慣病」と改めました。それは、これらの病気が「年齢」ではなく「生活習慣」に由来するものであることが明らかになったからです。

 
ところが現代西洋医学では、その人がこれまで何を食べてきたかという「食歴」について患者さんに尋ねることはほとんどありません。食歴と病気の関係がもっと研究されるようになれば、「原因不明」の病気はずっと少なくなるはずです。

 
ガン患者の食歴を調べていくと、動物食(肉や魚、卵や牛乳など動物性の食物)をたくさんとっていたことがわかりました。しかも、早い年齢で発病している人ほど、早くから動物食(とくに肉、乳製品)をひんぱんにとっていたことがわかったのです。ガンの種類はさまざまですが、この傾向だけは同じでした。


そして、どんなガンを発病した人も例外なく腸相が悪かったのです。そのため、私は体のどこかにガンができた人は、大腸ポリープや大腸ガンができている可能性が高いので、必ずコロノスコープの検査を受けるよう、いいつづけてきました。

 
糖尿病の原因が土からの微量ミネラルである「クロム」が不足していることがわかってきたそうです。糖尿病の患者さんは予備群も併せると2000万人もいるそうですが、「マクガバン・レポート」が指摘している通りになっています。

 
糖尿の患者に、クロムを毎日摂取してもらったところ、約90%の方の、空腹時血糖値、食後血糖値の両方に改善がみられました!そして、疲労を感じる、口の渇き、多尿、といった糖尿特有の症状が、同じく約90%の改善率だったのです!糖尿もガンも、現代病の主な原因は食事から「ミネラル」が摂取できないために、5000種類の酵素が活性化しなくなるので、発病しているのは明らかです。